世界No.1の総長と一輪の花Ⅲ





野菜スープにしようかな、と思い冷蔵庫を開けると……

まさかの、野菜はキャベツとレタスが少しずつしかなかった。




野菜スープは無理そう…。
こ、コーンスープ…!!コーンの缶詰を買っておいたような…




キッチンの引き出しをゴソゴソと漁る。
でも、出てくるのはコーンの缶詰ではなく果物の缶詰。コーンの缶詰は見当たらない。




そ、そんな、買ってなかった…?あれは私の夢?
他になにかあるものは……




再び引き出しを漁ると、出てきたのはインスタントのコーンスープ。




…こ、これじゃさすがに……。
でもでも…一応聞いてみるだけ聞いてみよう。




「冬樹くんっ」




立ち上がって冬樹くんに声をかけるとすぐに気づいてくれて。




「ど、どうしたの?花」




冬樹くんはわざわざキッチンの方へと駆け寄ってきてくれた。




「今ね、冷蔵庫の中にあんまり野菜がなくて……インスタントスープでも…大丈夫?
あ!あとホットケーキも作る!」




ホットケーキミックスならこの部屋にはたくさん買い置きがある。
奏太くん、壮くん、誠くんの毎朝の朝食だから。




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