世界No.1の総長と一輪の花Ⅲ




ここは私が…!!




私は詩優のポケットの中に入れようと手に持っていた二千円を素早くトレーの上に置いた。




やった!!
今度こそ…!!




なんて喜んでいたら、隣では詩優はお財布を出してお金を取り出してた。

まさかの、払う気満々。私が先にお金を置いたのに。




「し、詩優!!ここは私に奢らせて…っ!!」


「……」




詩優はどこか不満そうな表情。




「お願い…!!」




じっと詩優を見つめれば、




「…さんきゅ」




と言ってくれて。
諦めてくれたみたい。でも、その代わり




「俺のポケットにお金入れようとすんなよ?」




と言われてしまい…。
私は仕方なく頷いた。





…今度のデートでは、絶対お金を出そう。
私は心の中でそう誓った。




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