もっと泣かせて愛したい。【書籍タイトル:一途なイケメン幼なじみは、愛が重すぎる溺愛男子でした。】
「…キスする前に言ってた“好きすぎてもう顔も見たくない女”って…私のこと?」
ハヅキが一瞬大きく目を見開いて
バツの悪そうに顔を歪めた。
「……うぬぼれてんの?」
「うぬぼれてる。そうだったらいいなって思ってる」
「……ほんっと、バカ…」
イラついたようにハヅキが、髪の毛をグシャグシャにした。
「キョーセーくんと付き合ってんじゃないの。なのに何で…」
「付き合ってないよ」
「………は?」
「なんかハヅキ、誤解してるみたいだけど。
付き合ってないから、私と京星くん」
「…………は?」