もっと泣かせて愛したい。【書籍タイトル:一途なイケメン幼なじみは、愛が重すぎる溺愛男子でした。】
「ハヅキのこと嫌いだったのに。
ハヅキのせいで嫌いなだけじゃなくなっちゃった」
「…なに言って…」
「ハヅキ、前に死ぬほど私に会いたくて、会いに来たって言ってたけど
私も今日、すっごくハヅキに会いたかった。だから来たんだよ」
ハヅキがうろたえたように、視線を逸らした。
「…あのさ。前も言ったけど、そういう思わせぶりな…」
「思わせぶりはハヅキの方じゃん」
「……俺は」
「昨日だって、ハヅキにキスされたせいで一晩眠れなかったんですけど!」
人を睡眠不足にした罪は重い。