欲望の飴と飴売り少女Ⅱ
「本当にありがとう。大人は頼りにならなかった。信じてもらえなかったんだ。でも協力してくれるなら嬉しい」

そんな非科学的なことなんて信じてもらえず中学生の妄想だと思われたらしい。





「みんなで頑張ろう!木原さんとも仲良くなりたいから。打倒飴女だね」

「ああ!一緒に頑張ろう」
裕翔くんはやっと笑ってくれた。


「あ!」
珍しく急に声を上げる亮太。
「な、なに?!」
その声に私は驚く。



「もう塾遅刻するから、ここから向かう。じゃあまた明日話そう」
亮太は駅がある方面に向かって走っていた。
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