キスツス



そんなわたしを見てアオイもキョトンとしている。

私はその隙にアオイさんから少し離れる。


「....よく今まで生きてたな。
誰かといたのか?」

「え?誰かってそりゃ城で過ごしてるんですから、みんなといますよ??」

「みんな?」

「兵士や住み込みのコック、メイドとかですかね?あとはーーーーお......、お父様、ですかね」


その言葉を聞いてこちらを見ていたアオイさんは背を向けまた歩き出した。


「あ、アオイさん?」

「二ファとか言ったか?
お前にはこの国はどう見える?」

さっきよりも少し早足なのか私は小走りで着いていく。


「ど、どうって...
みんなが平和に暮らしている国ですよ?

そりゃあちょっと不満がある人もいるかもしれませんが......」


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