懐妊秘書はエリート社長の最愛妻になりました
由佳が断言する。なにごとも白黒はっきりさせたいタイプなのは知っていたけれど。
「とにかく私は伝えたほうがいいと思うよ」
「……そうかな」
「マリオスターの女子社員全員を敵に回すけどね」
「そんなこと言わないでー」
里帆がすがりつくような真似をすると、由佳がふふふと笑う。
「さてと、里帆の恋愛成就を祈って、そろそろ食べようか」
ガトーショコラをフォークで口に運んだ。