懐妊秘書はエリート社長の最愛妻になりました


「そうだな。わかった、そうしよう」


しばらく迷うようにして視線を彷徨わせ、甘い眼差しで里帆を見つめたかと思えば、額から鼻先、唇へとキスが落ちていく。


「もう一度、抱きたい」


そう言われて里帆が拒めるはずもない。イエスの代わりに亮介の背中に手を回した。


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