上司の過去と部下の秘密〜隠れ御曹司は本気の恋を逃さない〜
「うん、そうだね。昔からこうやって顔を突き合わせて、話をして理解し合ってきたんだった」

「おう。わかりゃあいい。ネチネチ言うのは性に合わねぇから、話はここまでた。
昼はおばあ達も呼んで、メシ食いに行くぞ」

「うん」


しばらく4人で話していると、近くに住む母方の祖父母がやって来た。父方の祖父母はタイミング悪く、旅行中で会えなかった。

「まあまあ、明日香ちゃんだったわね?お久しぶりね。しおりちゃんも、久しぶりだね」

両親からは想像もつかないぐらい、普通な祖父母。しばらく会わないうちに、足腰の力が弱くなったようだ。

「おじゃましてます」

「おじいちゃん、おばあちゃん、久しぶり。なかなか帰ってなくてごめんね」

「あら、いいのよ。しおりちゃんだって、あっちでお仕事を頑張ってるんだものね」



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