上司の過去と部下の秘密〜隠れ御曹司は本気の恋を逃さない〜
どれぐらいの間、そうしていたのだろう。
私が落ち着いてきた頃、三上さんがポツリと呟いた。
「しおりの涙は綺麗だな」
え?
今、〝しおり〟って…………
顔を上げて三上さんを見上げると、すごく優しい目をで見下ろされていた。
「なあ、しおり。俺と2人で、もう一度恋をしてみないか?」
私は何も言えずに、三上さんを見つめ続けた。
「しおりとなら、もう一度踏み出せると思うんだ。しおりは俺の心を救ってくれた。だから、俺もしおりの傷付いた心を救ってやりたい」
「三上さん……」
三上さんと2人で……
三上さんの穏やかな表情を見つめた。
この人なら、きっと全てを知っても、目の当たりにしても、私のことを受け入れてくれるだろう。
自然とそんなふうに思えて、心が温かくなる。
「私も、もう一度恋がしたいです。涼介さんと」
三上さんは、一瞬驚いた表情を見せた後、破顔して力強く私を抱きしめた。
「ありがとう。しおり」
そう囁いて体を離すと、静かに口付けされた。
真っ赤になって俯く私を、涼介さんはもう一度そっと抱きしめた。
私が落ち着いてきた頃、三上さんがポツリと呟いた。
「しおりの涙は綺麗だな」
え?
今、〝しおり〟って…………
顔を上げて三上さんを見上げると、すごく優しい目をで見下ろされていた。
「なあ、しおり。俺と2人で、もう一度恋をしてみないか?」
私は何も言えずに、三上さんを見つめ続けた。
「しおりとなら、もう一度踏み出せると思うんだ。しおりは俺の心を救ってくれた。だから、俺もしおりの傷付いた心を救ってやりたい」
「三上さん……」
三上さんと2人で……
三上さんの穏やかな表情を見つめた。
この人なら、きっと全てを知っても、目の当たりにしても、私のことを受け入れてくれるだろう。
自然とそんなふうに思えて、心が温かくなる。
「私も、もう一度恋がしたいです。涼介さんと」
三上さんは、一瞬驚いた表情を見せた後、破顔して力強く私を抱きしめた。
「ありがとう。しおり」
そう囁いて体を離すと、静かに口付けされた。
真っ赤になって俯く私を、涼介さんはもう一度そっと抱きしめた。