上司の過去と部下の秘密〜隠れ御曹司は本気の恋を逃さない〜
「俺の中では、最上級の褒め言葉だよ。よし、羽場ちゃん。時間も遅いし、駅まで送っていくよ」
「いえ、大丈夫です」
「いや。俺が送りたいんだ」
そこまで言うならと、三上さんと一緒に駅まで向かった。いつもより遅い時間で、行き交う人も少ない。
「三上さん。今夜見た三上さんの姿、理由を言いたくないということなので、他の人にも話すようなことはしません。安心してください」
歩きながらそう告げると、三上さんが立ち止まった。一歩遅れて、私も足を止める。
三上さんは、私の顔を見て何か言おうと、口を開きかけたものの、何も言わずに再び閉じた。
そして、大きく息を吐くと、優しい笑みを浮かべた。いつもの脱力系の時の表情とは違う。なんだか、これが彼の素なんじゃないかと思った。
「羽場ちゃん。羽場ちゃんってやっぱり、思っていた通り本当にいい子だよ。
俺、羽場ちゃんのこと……いや、なんでもない」
三上さんは何かを言いかけたけど、やめてしまった。そんなふうにされると、気になってしまう。
でも、その目はもう何も言うつもりがないと語っていた。だから、私も何も聞かないで再び歩き出した。
「いえ、大丈夫です」
「いや。俺が送りたいんだ」
そこまで言うならと、三上さんと一緒に駅まで向かった。いつもより遅い時間で、行き交う人も少ない。
「三上さん。今夜見た三上さんの姿、理由を言いたくないということなので、他の人にも話すようなことはしません。安心してください」
歩きながらそう告げると、三上さんが立ち止まった。一歩遅れて、私も足を止める。
三上さんは、私の顔を見て何か言おうと、口を開きかけたものの、何も言わずに再び閉じた。
そして、大きく息を吐くと、優しい笑みを浮かべた。いつもの脱力系の時の表情とは違う。なんだか、これが彼の素なんじゃないかと思った。
「羽場ちゃん。羽場ちゃんってやっぱり、思っていた通り本当にいい子だよ。
俺、羽場ちゃんのこと……いや、なんでもない」
三上さんは何かを言いかけたけど、やめてしまった。そんなふうにされると、気になってしまう。
でも、その目はもう何も言うつもりがないと語っていた。だから、私も何も聞かないで再び歩き出した。