上司の過去と部下の秘密〜隠れ御曹司は本気の恋を逃さない〜
「もしかして、羽場ちゃん照れてる?」
「なっ……三上さん、デリカシーがなさすぎです。私だって、他人からそんなふうに言われれば、気恥ずかしくもなります」
「そう?やっと、真面目な羽場ちゃんを切り崩すきっかけを見つけられたな」
そんなもの、見つけてくれるな!!
こうして二人で来てしまったから、なんだか忘れがちだったけど、あくまで三上さんは仕事上の付き合いにすぎない。だから、私のプライベートな部分に入り込んで来ないで欲しい。
そんなふうに、心の中で叫んでいると、三上さんの静かな声が聞こえてきた。
「羽場ちゃん。真面目に働く姿を見せたくない理由を、俺が聞かれたくないと思ってるって気付いて聞かないとか……本当、いい子だな。羽場ちゃんは、優しいんだな」
「…………」
「どうかした?」
急に無言になった私を心配するように、三上さんが窺ってきた。
「なっ……三上さん、デリカシーがなさすぎです。私だって、他人からそんなふうに言われれば、気恥ずかしくもなります」
「そう?やっと、真面目な羽場ちゃんを切り崩すきっかけを見つけられたな」
そんなもの、見つけてくれるな!!
こうして二人で来てしまったから、なんだか忘れがちだったけど、あくまで三上さんは仕事上の付き合いにすぎない。だから、私のプライベートな部分に入り込んで来ないで欲しい。
そんなふうに、心の中で叫んでいると、三上さんの静かな声が聞こえてきた。
「羽場ちゃん。真面目に働く姿を見せたくない理由を、俺が聞かれたくないと思ってるって気付いて聞かないとか……本当、いい子だな。羽場ちゃんは、優しいんだな」
「…………」
「どうかした?」
急に無言になった私を心配するように、三上さんが窺ってきた。