エリート御曹司は溺甘パパでした~結婚前より熱く愛されています~
「はぁっ……」
「俺の忍。俺だけの……」
あからさまに独占欲を全開にして、長い指と熱い舌で私の全身を真っ赤に染め上げる彼は、一気に入ってきた。
「宏希、さん……」
激しく腰を打ち付けられ、髪を振り乱して悶える。
「愛してる。俺から離れないでくれ」
精いっぱいの愛の叫びに、鼓動がどんどん速まって胸が苦しい。
「離れません。宏希さんが好き……んぁっ」
彼からの愛を全身に浴びながらの行為は、たまらなく気持ちがよくて幸福感で満たされていたのだった――。
必ず妊娠できる保証はどこにもなかったが、祈りが通じたのかお腹に赤ちゃんが来てくれた。
産婦人科の先生に『ご懐妊ですよ』と言われた瞬間、私たちはこれ以上はないと思うような幸せの絶頂にいた。
「忍。なにか食べて帰ろうか。この子がすくすく育つように」
病院を出ると宏希さんは私のお腹にそっと触れて、満面の笑みを浮かべる。
その姿を見ていると、心がホカホカと温まるのを感じた。