エリート御曹司は溺甘パパでした~結婚前より熱く愛されています~

育児の息抜きって……そんなことまで考えてくれていたの?


「私、レーブダッシュのお仕事が本当に好きだったので、またあの現場に戻れると思ったらうれしくて」

「それならよかった。沖も言ってたけど、掃除なんて多少しなくても生きていけるし、俺もできる限り手伝うよ」


私は家政婦なのよ?


「家のこともちゃんとします」
「真面目だなぁ」


彼はクスクス笑っていたが、ふと私に視線を絡ませる。


「和宏くん、本当に優しい子に育ってるね。それも、波多野さんが一生懸命彼に愛情を注いでいるからだと思う」


至近距離でまじまじと顔を見つめて口にされると、照れくさくてたまらない。
やっぱり床に座っておけばよかった。


「あの子を産んだのは私ですから、愛情を注ぐのは当然です」


たとえパパがいなくても、この世に誕生してほしいと私が希望したのだから、できる限り不自由なく、そして幸せに暮らしてほしい。
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