エリート御曹司は溺甘パパでした~結婚前より熱く愛されています~
「そうですよ。小さい頃は、ご飯を食べながら寝てしまって、皿に顔からダイブなんてこともありましたし」
「え!」
私にとっては日常茶飯事だったが、彼には驚愕だったようだ。
「ホントか……。子供って面白い。そういう時間を一緒にいられなくて、残念だったな」
彼は笑いながらも肩を落としている。
「これからまだまだ成長します。私、本当に一緒にいても――」
「ずっと一緒だ。絶対に離さない」
佐藤さんの言葉が頭をよぎり、弱気が顔を出した。
するとそれに気づいた彼は、私を安心させるように抱きしめて、甘い口づけを落とす。
宏希さんの唇が熱くてたまらないのは、風呂上がりで体温が上昇しているからなのか、それともたっぷり愛がこもっているからなのか……。
一度は離れていったが、熱を孕んだ視線を私に注ぐ彼は、すぐさまもう一度キスをする。
しかも、今度は彼の舌が私の唇を割って入ってきた。
「ん……」
「止まんない」