読モのSENAちゃん★
日曜日、撮影スタジオ
「星波ちゃん、いいよ、可愛いいね、優宇奈ちゃんもっと笑って〜」
「……いいよね、幸せそうで……」
ボソッと優宇奈が呟いた
「今、それ関係ある?」
「昴とラブラブだから自然に笑顔になるでしょ」
「仕事の時は昴くんの事は考えてないし」
「おいおい、どうした?」
星波は立ち上がった
「すみません、ちょっと優宇奈ちゃんに頭を切り替えてもらわないと……」
星波は女性スタッフのところに行って手鏡をもらった
「優宇奈ちゃん、どうしたのー」
「別に、星波ちゃんが彼氏が出来てラブラブなんで仕事してても幸せそうだなぁって言っただけです」
「へぇ彼氏ね、羨ましいな、星波ちゃん、いつから?」
「夏前です……」
「もうすぐ半年だね」
「え、そんな前から昴は私に隠してたの?」
「隠してたじゃなくて、優宇奈ちゃんとそういう話が出ないからって言ってたよ、幼馴染だって、何でも話さなきゃいけない事はなくない?
いくら幼馴染でも自分の気持ちを言わなかったら幼馴染のままだよ」
「うっ……だって……いつも一緒に居てくれたし、高校だって昴が行くから頑張って勉強したし……」
優宇奈は泣き出した
「それは優宇奈ちゃんの気持ちであって、昴くんには伝わってないでしょ?」
「それは、そうだけど……」
星波はパチンと手を合わせて音を出した
「はい!気持ち切り替えて」