読モのSENAちゃん★


「うん、最初は星波ちゃん批判だったコメントが段々隠し撮りは卑怯だとか私に向けられ始めて削除した」

「まあ、夕方みたら消してたよな」

優宇奈は頷いた

「昨日星波ちゃんと撮影で話して謝った、それなのに私のお陰で楽しく学校に行けてるって……私、ずっと星波ちゃんのファンだったのに酷いことしちゃった」

「俺と正人も最初は何で教えてくれなかったんだよって思ったけど、昴は最初から変装していた星波ちゃんに気づいてたし自分から行動に出た

2人にしか事情はわからないけど2人ともモテるし、ひどいファンもいるかもしれないから隠してたのかなって正人とは話した」

「そう……だよね、隠したいよね、普通の人でも隠したい人っているのに……私……馬鹿だ」

9時を過ぎると近所の母親が小さい子供を連れて公園に来始めた

「移動しようか」

「うん」

学校とは反対の電車に乗っていつもの駅を1駅だけ過ぎて下りて定期の不足分を健一は払った

「これからどうするの?この駅には何があるの?」

「俺ん家」

「えっ?だって同じ駅じゃん」

「実はこっちの方が近いんだよ(笑)少しせこいけど親にはここからの定期代をもらって1駅分浮いたお金を小遣いの足しにしてる」

健一はニカッと笑った

< 162 / 248 >

この作品をシェア

pagetop