読モのSENAちゃん★


コンコン

「どうぞ」



男の人の部屋なんて初めてでドキドキする

星羅はゆっくりドアを開けた

ベッドにうつ伏せで本を読んでた星矢は顔をあげる

「食ったか?」

コクンと頷いた

「嘘だろ(笑)緊張して食えなかった、違う?」

「そう……です」

お見通しだ……


星矢はベッドの上に座っていた

「ここ、座るか?」

ベッドをポンポンと叩く

「へっ?」

星羅は後ずさりした

「あー、ごめん、女の子だったな(笑)」

星矢はベッドから足をおろして星羅に近付いていく

えっ、えっ

星羅は目を瞑った

「後ろ……」

「後ろ?」

目を開けると星矢の腕があった

「うん、本棚から好きな本を見ていいぜ」

「本?」

星羅は後ろを向いた

「わっ、星の本が沢山ありますねー」

「何でも読んでいいから、こんなのとかオススメ」

星羅のすぐ側を星矢の腕が動く

フワッといい香りがした

思わずスンと匂いを嗅ぐ

「ん?どした?」

「あっ、えっ、いえ何かいい匂いがしました……す、すみません、変な事言って」

「匂い?」

星矢は自分の服を嗅ぐ

「う〜ん、自分じゃわからないな」

「すみません」

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