読モのSENAちゃん★
「こんなフワフワな髪の毛、SENAちゃんだから似合うんでしょうねー、あっすみません星矢さんに同意を求めても知らないですよね」
「いや、雑誌はいつも見てるから知ってるけど?」
そういえば……
星羅は本棚に向かった
「星だけじゃなくてファッション雑誌も沢山ありますね」
「……まぁ、服が好きだから?」
イタズラっぽく星矢は笑う
「星矢さん、カッコイイですもんね、あっ、この雑誌も見てもいいですか?」
「いいよ」
星波の去年の雑誌だった
「私、夏頃から好きになったんでアーカイブが見たかったんですよ」
星羅は嬉しそうに本を開いていた
星矢はベッドに横になった
手を頭に当て横向きに星羅を見る
表情がコロコロと読みながら変わるのがおかしくて吹き出しそうになる
「星矢さん」
「ん?」
「SENAちゃんに似てるって言われませんか?」
星羅は顔を上げた
「うーん、言われる(笑)」
「ですよね!」
階段を上がってくる音がした
「星矢、ベランダに行くよ」
「わかった」
「わっ、星ですか?」
「うん、行こうか」
「はい!」
だいぶ慣れたのか、どもらなくなったなと星矢は思っていた