このままじゃ終われない

川辺につくと、誰もいなかった。


「んーっ!」


静かで平和。

この言葉がぴったり。


「…夏南先輩?」


!?


「ひゃっ!」



後ろからいきなり声をかけてきたのは…


「図書館にいた…変な人…」


「っっははは!なんすかその言い方っつはははは!」


あの見た目心司のメガネなしバージョン君。


「…あの…何してるの?」


とりあえず名前も知らないし、聞いてみたけど…



「何でもいいじゃないですかっ!せーんぱいっ🎶」



「…あなたって見た目によらず、中身は涼介みたいにチャラいのね…」



「へぇ、夏南さんって涼介さんとも仲良いんですね」


「勘違いしないでね!?あたしと涼介は別に…幼なじみってだけね?
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