愛は惜しみなく与う④

「さて、杏のご飯食べましょうか。冷めちゃったかもしれませんが」


新はもういいです?と言いながら、杏ちゃんが作ってくれたご飯を持ってきた

あの短時間で豪華なもの作るなぁ

さすが杏ちゃん

無心で食べる中で、響がポツンと声を漏らす


「全部朔の好きなおかずだね」

「うっせ!」


照れ臭いのかそう言いながらも、目の前に並んだ朔の大好物たち。
それを朔は写真を撮ってから食べ始めた

可愛いやつ



「お前の知ってる男の中で、1番強いのは俺だろ?なんて、言えちゃう泉がすごいよね」


あの一言で空気が変わっちゃうんだもん

謎の勇気というか、謎の自信が俺たちにもついてくる。



でも泉は本当に強いから


だから安心できてしまう



ほんと、なんなんだろうね


スコーピオンにだって、勝てちゃう気がするんだ




「杏も水瀬のところ行くのかな」

「どうでしょう…杏のことなんで、付いていくでしょうね」


水瀬にあわせたくなかったけど、仕方ないのかな。杏ちゃんが決めたことなら…



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