再会~俺のONLY ONE ~何があっても離さない~
~久世翔太郎side~

「先輩!」

菜莉の笑顔が愛しい。

結構ハードな出張をやり抜いて戻ってきた。
もうあと一回で契約はとれそうだ。
来週末はなんとしても…帰ってこねぇと。

菜莉が作った甘鯛の塩焼きとほうれん草のお浸し、湯豆腐をハフハフしながら食べた。

アメリカの大雑把な味付けに飽きてしまった舌には、こういう繊細な日本料理はいい。

いくら、俺がパスタ好きってったって、こういうときは和食がいいのだ。

「うまいわ。豆腐。」

「うん。よかった。」

「あ、コレお土産。」

いつものことだけど、海外行ったらなんかお土産買ってくることにしてる。

今日はアメリカで有名なイタリア料理店の乾燥パスタ。

「あ、ここのパスタ。食べてみたかったの。」

菜莉がニコニコ笑っててかわいい。

「また今度の休みに食べよ。先輩。」

「うん。そうしよ。」

って言ってたらもう10時だ。はやく片付けねーと明日菜莉仕事だし…。
俺は出張帰りで休みだけど。

「片付け、やっといてやるよ。」

「え?先輩疲れてるのに…」

「いいの。はやく片付けてエロい菜莉みたい。」

「え?もう。先輩…。」

菜莉が恥ずかしそうに真っ赤になった。

「だから、先お風呂入ってこいよ。」

「いいの?」

「おう。」

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