再会~俺のONLY ONE ~何があっても離さない~
「で?松嶋さん、婚約したのかな?」

営業マンたちのど真ん中に座らされてる菜莉が、しどろもどろになってるとこだった。

俺がフロアに戻ったのは6時で、そのときにはすでに誰もおらず、宴会場に繰り出していた。

まぁそりゃそうか…年末ギリギリまで、回ってんの、俺くらいなもんか…

で、事務処理ちょこっとしてから宴会場に向かったら、この始末…

「いえ。そういうわけでは…」

「じゃあ何なのかな?その指輪。」

「それは、クリス…」

「俺からの愛の気持ちですよ。」

個室を予約してたらしく、扉をガラリと開けた俺は、この一連の会話を聞いて、扉の前で菜莉を見てニコッと笑った。

「なぁ。菜莉。」

「あ、あー。うん。」

「え?」

「えーーー!!」

みんなで「えー!」の大合唱。

俺と菜莉を交互に見ながら、みんなは口をあんぐり開けている。

「て、ことなんで、俺ここ座らしてもらうんで。」

強引に菜莉の横に入りこんだ俺。

菜莉を見たら、困ったなって顔をしてる。
そんな菜莉の顔を見たら、いじめてやりたくなる。

今日は徹底的に菜莉が俺のものだってアピールしとかねーと。


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