再会~俺のONLY ONE ~何があっても離さない~
菜莉の口から結婚式という言葉が出て、思わず赤くなる俺。

「それ、おまえ…」

「だって…はずかしいもん…みんな後ろざわついてるし…」

ってかそういう問題じゃなくってさ…
菜莉なんとも思ってなさそうだけど…

「だから、手も離してほし…」

「ダーメ。手は繋ぐの。後ろふりかえらなきゃいいじゃん。」

いっそ、ギュッてして手を封じ込める。

「正月明け楽しみだな。」

菜莉のほう向いて笑ってやった。
菜莉はちょっと苦い顔…してた。


いや…
もう…
ほんと…
菜莉…

絶対離さねーから…な。




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