再会~俺のONLY ONE ~何があっても離さない~


「明けましておめでとう。」

「あ、明けちゃった?」

「うん。」

新年をベッドの上で迎えた俺たち。

今し方1ラウンド目を終えたとこだ。

「じゃ、今年初めての、やっとこっか?」

「え?ちょっと!」

反論しながらも、菜莉の性感帯を知り尽くしてる俺が攻めると、またその気になる菜莉ちゃん。

「翔くん…もう…」

昨日まで何かと大掃除やら買い出しやらで忙しくしてたので、あんまイチャつく暇なくて…
ってか菜莉がさせてくれなくて…
今日爆発した感じ。

「だいたい菜莉が悪いんだからな。
目の前にエサチラつかせて待てされてる俺の身にもなれ。」

「けど、やることやらないとっ!良い年迎えられない…って…あっ…それ…」

菜莉の目がトロトロになってる。
うーん。良い顔。

「今日は寝かせねーからな。」



結局朝方まで燃え上がってたのに、8時に菜莉に起こされる。

「翔くん!初詣。時間だよ。」

ゆさゆさ体を揺さぶられ、布団にしがみつく俺。

「あー。上條だっけ…」

「そうだよ。遅れるわけにはいかないよ。」

「ふぁーい。」

仕方なく起きる。

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