再会~俺のONLY ONE ~何があっても離さない~
◇
「ほんとなの?久世くんと松嶋が付き合ってるって。」
ポパイのあと会社に戻り、トイレに入ろうとしたら、聞こえてきた会話。
また管理部の女ボス松田じゅりだ。
「ありえなくなーい?」
「あんな地味子がさあ。」
「本当だったら絞めてやるよ。わたし。」
横にいた麻美の目がつり上がってきて、トイレに入って行こうとしてくれた。
けど…
わたしがそれを止めた。
手で制して、自分で中に入っていくとジェスチャーする。
麻美は心配そうな顔しながらも、どうぞとジェスチャーで示してくれた。
そして麻美はとっさにスマホを出して、録音しとくとジェスチャー。
「じゃあさ。みんなで呼び出してみる?屋上とか?」
と、取り巻きの誰かが言ったところで…
わたしがトイレの暖簾を押した。
「呼び出されなくてもここにいますよ。」
ニコッとつくりスマイルを忘れない。
言った本人はちょっとばかしギョッとした顔をした。
「わたしの悪口言って楽しんでいらっしゃる中申し訳ありませんけど、通していただけますか?」
無表情で言った。
「ほんとなの?久世くんと松嶋が付き合ってるって。」
ポパイのあと会社に戻り、トイレに入ろうとしたら、聞こえてきた会話。
また管理部の女ボス松田じゅりだ。
「ありえなくなーい?」
「あんな地味子がさあ。」
「本当だったら絞めてやるよ。わたし。」
横にいた麻美の目がつり上がってきて、トイレに入って行こうとしてくれた。
けど…
わたしがそれを止めた。
手で制して、自分で中に入っていくとジェスチャーする。
麻美は心配そうな顔しながらも、どうぞとジェスチャーで示してくれた。
そして麻美はとっさにスマホを出して、録音しとくとジェスチャー。
「じゃあさ。みんなで呼び出してみる?屋上とか?」
と、取り巻きの誰かが言ったところで…
わたしがトイレの暖簾を押した。
「呼び出されなくてもここにいますよ。」
ニコッとつくりスマイルを忘れない。
言った本人はちょっとばかしギョッとした顔をした。
「わたしの悪口言って楽しんでいらっしゃる中申し訳ありませんけど、通していただけますか?」
無表情で言った。