再会~俺のONLY ONE ~何があっても離さない~
◇
『それにしてもさー。なげーなー。』
『え?』
『まだ1週間だよ。』
土曜日の昼下がり。
向こうは金曜日の夜だ。
明日休めるしって翔くんから電話がかかって来た。
1週間ぶりの声に嬉しくてテンション高めなわたし。
『でも…声聞けたから…今日は…いい日だね。』
そう言ったら翔くんが
『バカ…中学生かよ。』
って照れながら言った。
ロスの仕事は順調で、プレゼンあと2回して契約に持ち込むって意気込んでる翔くん。
『で、そっちはどうよ?新人何人か来たんだろ?』
『うん…』
なんとなく歯切れが悪くなるわたし。
菅野くんがわたしばっかり誘ってくるのは明らかで、1課の先輩営業マンに、
「松嶋はやめとけ。いくら菅野でも久世には勝てねーから。」
とかわたしがいてもおかまいなしに言われてる。
それをあえて言うべきなのかどうか…
『それにしてもさー。なげーなー。』
『え?』
『まだ1週間だよ。』
土曜日の昼下がり。
向こうは金曜日の夜だ。
明日休めるしって翔くんから電話がかかって来た。
1週間ぶりの声に嬉しくてテンション高めなわたし。
『でも…声聞けたから…今日は…いい日だね。』
そう言ったら翔くんが
『バカ…中学生かよ。』
って照れながら言った。
ロスの仕事は順調で、プレゼンあと2回して契約に持ち込むって意気込んでる翔くん。
『で、そっちはどうよ?新人何人か来たんだろ?』
『うん…』
なんとなく歯切れが悪くなるわたし。
菅野くんがわたしばっかり誘ってくるのは明らかで、1課の先輩営業マンに、
「松嶋はやめとけ。いくら菅野でも久世には勝てねーから。」
とかわたしがいてもおかまいなしに言われてる。
それをあえて言うべきなのかどうか…