再会~俺のONLY ONE ~何があっても離さない~
「わ、わたし…何やって…」

「高橋さんは今赤ちゃんを殺そうとしたんだよ。」

菜莉の目は真剣に怒っていた。

「うそ!そんな…」

そして自分の両手を見つめた。

「ご…ごめんなさい…松嶋さん…ああ…久世さん…ごめんなさい…」

高橋はそのままガクリと床に膝をつき、そして、泣き崩れた。

しばらく高橋のすすり泣き声だけが部屋に響いていた。

そして、高橋の泣き声が小さくなってきた頃、菜莉が言った。

「どんなに泣いたって…もしほんとにわたしのお腹をなぐってたら…許すことはできなかった。」

「ごめんなさい…」

高橋が必死の面持ちで顔を上げた。

「けど、翔くんが高橋さんを助けてくれたんだよ。結果的に殴らなかったんだから…」

菜莉と…そして高橋がゆっくりと俺を見た。

「久世さんごめんなさい…わたしどうかしてました…」

そして深々と頭を下げた。

俺は…

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