再会~俺のONLY ONE ~何があっても離さない~
ああ…やっぱり…
忘れてたはずなのに…昨日のスーツの上着がわたしの中に先輩の記憶を呼び戻したみたい…

だから…顔見たくなかったのに…

「それより…大きな声出さないでください。公共の場で大声出さないも基本です。」

車輌の中の人たちがチラチラ私たちを見てる…ただでさえ目立つ先輩なのに…余計に目立っちゃうじゃん…

「ぷはっ…」

先輩が笑った。

「それは正論だな。やられた…」

そしてクスクス笑ってる…

なによ…そんなに笑っちゃって…
そんなの見たら…また…

結局降りても隣を歩く先輩。


「菜莉。週末は何してんの?」

そうだ…明日から土曜日。

「そりゃ。お掃除とかお洗濯ですよ。あとはDVD鑑賞かな?」

「それだけ?」

「ええ。」

どうせ暇人ですから。

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