再会~俺のONLY ONE ~何があっても離さない~
「ねぇ。翔くん。」

わたしは大きなお風呂で後ろから翔くんの足の間に挟まれる形で座っていた。

翔くんは湯船の縁にだらんと身をまかせている。

「ん?」

眠そうに返事する翔くん。
疲れてんな…と思う。

この4日の休みを捻出するためにこの1週間かなり遅くまで仕事してたもんなー…。

「あのね…わたしたちのね…」

「うん…」

なんかわたしの話し方が大事な話だとわかったのか、翔くんがピクッと顔をあげた。

「only oneがね…」

「うん…」

「もう1人…増えるの。」

「え?」

翔くんがガバッと体を起こした。

「えっ?って…」

そしてわたしのお腹辺りを見た。

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