再会~俺のONLY ONE ~何があっても離さない~
~久世翔太郎side~

俺はわがままでプライド高くて、どうしようもない子どもみたいな男だ。

好きな女に好きって言えない…
んで…好きな女の代わりに他の女抱いて、満足できなくて、それで満たされなくて…また次の女抱くようなサイテーな男だ。

今日も朝から女に誘われた。
ニューヨーク支店によく来てた常務秘書の女。常務の女ってことは見た瞬間からわかった。
けど、公にしてない以上自由ってことだ。
男に縛られない女らしく、こっちもその方がありがたい。

その女とはニューヨーク支店でも一回やったけど…日本に来るなら『朝、待ってる。』ってメール…来たので行ってみた。
んで、誘われるがままにまた満足できねーことわかってんのに…いつも脳裏に浮かぶのはアイツの顔でしかないのに…やってたら…

ほんとに目の前に…菜莉が現れた。

ウソだろ?
本物?

「菜莉?」

最悪の出会いだ。
何やってるとこ…見られてんだよ…俺。
開き直るしかねー。

やる気なくなって萎えちまった俺に、常務の女は服をなおしながら言った。

「そう言うことなら…もうやめましょ。面倒なことは嫌いだし。」

そして

「じゃあね。」

と言って去って行く。
ドライな女…。

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