天然美女との過ごし方(仮)
『じゃあ早速今日から太陽ん家で勉強合宿しよーぜ』


『さんせーーーい』


勝手に話を進める空ちゃんと風くん


隣を見ると太陽くんは明らかに不機嫌だ


『お前ら勝手に話進めるなよ、桜も困るだろ』



ううん


きっと太陽くんのことだから……



『おい、太陽!お前は桜とイチャイチャしたいだけだろ』


うん、私もそう思う



だって太陽くんさっきから


私の手を握ってにぎにぎしてるんだもん



かわいい、かわいすぎませんか?笑



太陽くんが手をにぎにぎしてくる時は甘えたい時


だからきっと''桜ちゃん''って呼びたいはず


めちゃくちゃ我慢してるんだと思う



『桜!遊び行ってもいい?』



『空ちゃん、風くんごめんね?明日からでもいいかな?今日はかなくんと用事があって』



空ちゃんごめんね



ちょっとだけ嘘をついた



『じゃあしょうがないね!明日からにしよ!』



ほっとしたのか



太陽くんはにぎにぎしてた手を少し緩めた



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