一生、俺のそばにいて~エリート御曹司が余命宣告された幼なじみを世界一幸せな花嫁にするまで~
「大学?お前、正月会った時は出版社に就職決まったって言ってなかったか?」
私の説明に匡は眉根を寄せる。
「単位落としちゃって、留年しました〜」
ソファから上体を起こし、テヘッと舌を出して明るく言った。
「『留年しました〜』じゃない!単位落とすなんてなにやってんだよ」
ペシッと彼に頭を叩かれて思わず顔をしかめた。
「痛いな、もう。ちゃんと理由があるの。テストの日にインフルエンザにかかって、その後また肺炎になっちゃって、追試も受けられなかったのよね。先生も厳しくて恩情もなく、それで留年が決まったのでした」
他人事のように軽く語る私を匡はじっと見据える。
「だから、お前そんな痩せてんの?いや、でも今九月だよな?肺炎でもそんな長くは入院しない……か」
彼は鋭い。
私の身体のことには触れられたくない。深く考えさせないようにしないと。
私の説明に匡は眉根を寄せる。
「単位落としちゃって、留年しました〜」
ソファから上体を起こし、テヘッと舌を出して明るく言った。
「『留年しました〜』じゃない!単位落とすなんてなにやってんだよ」
ペシッと彼に頭を叩かれて思わず顔をしかめた。
「痛いな、もう。ちゃんと理由があるの。テストの日にインフルエンザにかかって、その後また肺炎になっちゃって、追試も受けられなかったのよね。先生も厳しくて恩情もなく、それで留年が決まったのでした」
他人事のように軽く語る私を匡はじっと見据える。
「だから、お前そんな痩せてんの?いや、でも今九月だよな?肺炎でもそんな長くは入院しない……か」
彼は鋭い。
私の身体のことには触れられたくない。深く考えさせないようにしないと。