一生、俺のそばにいて~エリート御曹司が余命宣告された幼なじみを世界一幸せな花嫁にするまで~
ひどく落ち込んでしまって、まともに彼の顔は見られなかった。
匡の手を外そうとするも、彼は離してくれない。
「ダメだ。まだ帰らせない」
「なんでよ?」
半ばパニックになりながら彼に尋ねる。
「だって、お前今にも泣きそうな顔してるから」
クスッと笑って私を急に抱き寄せる彼。
でもその声はとても甘くて……。
こんな時にそんな優しくするなんてズルい。
気が緩んでしまったのか、大粒の涙が目から溢れ落ちる。
あんなことくらいでなんで涙なんか……。
私が愚かだった。
本当の意味で匡の立場を理解してなかった。
彼はこんな大きな会社の副社長。
誰でも気軽に会える相手ではない。
中川さんの対応は正しい。
よくよく考えてみると、身内でもないものが作った弁当など受け取れるわけがないのだ。
私……ネックレスもらって浮かれてたのかな。
「匡のスーツが……汚れる」
離れようとするが、彼は拒否して茶目っ気たっぷりに笑う。
匡の手を外そうとするも、彼は離してくれない。
「ダメだ。まだ帰らせない」
「なんでよ?」
半ばパニックになりながら彼に尋ねる。
「だって、お前今にも泣きそうな顔してるから」
クスッと笑って私を急に抱き寄せる彼。
でもその声はとても甘くて……。
こんな時にそんな優しくするなんてズルい。
気が緩んでしまったのか、大粒の涙が目から溢れ落ちる。
あんなことくらいでなんで涙なんか……。
私が愚かだった。
本当の意味で匡の立場を理解してなかった。
彼はこんな大きな会社の副社長。
誰でも気軽に会える相手ではない。
中川さんの対応は正しい。
よくよく考えてみると、身内でもないものが作った弁当など受け取れるわけがないのだ。
私……ネックレスもらって浮かれてたのかな。
「匡のスーツが……汚れる」
離れようとするが、彼は拒否して茶目っ気たっぷりに笑う。