一生、俺のそばにいて~エリート御曹司が余命宣告された幼なじみを世界一幸せな花嫁にするまで~
「構わない。婚約者を放っておけないだろ?」
「婚約者って……大嘘つき……」
悪いのはなにも考えずに来てしまった私なのに、匡は自分の非にして誰も傷つけずにあの場を収めようとした。
私を婚約者ということにすれば、みんな納得して誰も文句は言わない。
匡ってやっぱり凄い。
私が泣き止むと、彼は私の手からランチバッグを奪った。
「これが俺の弁当?」
「そのはずだったけど、ランチバッグが床に落ちて多分中身が出てるから……」
私の説明を最後まで聞かずに、彼は手前にあるテーブルに腰掛け、弁当を開ける。
「ちゃんと最後まで聞きなさいよ!中はきっとぐちゃぐちゃだから食べられないわよ」
慌てて止めようとするも、彼は構わず箸を手に取った。
「これなら問題ない。いい感じに生姜焼きのタレが染みてて美味そう」
匡は上機嫌で勝手に食べ始めるが、私への注意も忘れない。
「婚約者って……大嘘つき……」
悪いのはなにも考えずに来てしまった私なのに、匡は自分の非にして誰も傷つけずにあの場を収めようとした。
私を婚約者ということにすれば、みんな納得して誰も文句は言わない。
匡ってやっぱり凄い。
私が泣き止むと、彼は私の手からランチバッグを奪った。
「これが俺の弁当?」
「そのはずだったけど、ランチバッグが床に落ちて多分中身が出てるから……」
私の説明を最後まで聞かずに、彼は手前にあるテーブルに腰掛け、弁当を開ける。
「ちゃんと最後まで聞きなさいよ!中はきっとぐちゃぐちゃだから食べられないわよ」
慌てて止めようとするも、彼は構わず箸を手に取った。
「これなら問題ない。いい感じに生姜焼きのタレが染みてて美味そう」
匡は上機嫌で勝手に食べ始めるが、私への注意も忘れない。