一生、俺のそばにいて~エリート御曹司が余命宣告された幼なじみを世界一幸せな花嫁にするまで~
「もう逃げるな。俺の話をちゃんと聞けよ」
「嫌!」
匡の手を振り払おうとするも、彼は離してくれない。
「璃子、落ち着いて俺の話を聞け」
それはとても静かな声だった。
ハッとして匡を見れば、彼は優しい笑みを浮かべている。
「お前の病気のことは、日記を見る前に京介が来た次の日におばさんから聞いて知っていた」
彼の話に驚かずにはいられない。
兄が来たのは九月の終わりだから、だいぶ前から匡は私の病気のことを知っていたことになる。
彼は全然そんな素振りも見せなかった。
「お母さんが話したんだ」
匡には絶対に知られたくなかったのにな。
力なく呟く私の手を彼はしっかりと握ってきた。
「おばさんを責めるなよ。俺は話してもらったことに感謝してるんだから」
「知ってるならなんでイギリスまで追ってきたのよ!放っておいてくれればよかったのに」
声を荒らげて匡の胸をドンと叩くと、彼は今までにないくらい甘い顔をして言った。
「嫌!」
匡の手を振り払おうとするも、彼は離してくれない。
「璃子、落ち着いて俺の話を聞け」
それはとても静かな声だった。
ハッとして匡を見れば、彼は優しい笑みを浮かべている。
「お前の病気のことは、日記を見る前に京介が来た次の日におばさんから聞いて知っていた」
彼の話に驚かずにはいられない。
兄が来たのは九月の終わりだから、だいぶ前から匡は私の病気のことを知っていたことになる。
彼は全然そんな素振りも見せなかった。
「お母さんが話したんだ」
匡には絶対に知られたくなかったのにな。
力なく呟く私の手を彼はしっかりと握ってきた。
「おばさんを責めるなよ。俺は話してもらったことに感謝してるんだから」
「知ってるならなんでイギリスまで追ってきたのよ!放っておいてくれればよかったのに」
声を荒らげて匡の胸をドンと叩くと、彼は今までにないくらい甘い顔をして言った。