俺の妻は本当に可愛い~恋のリハビリから俺様社長に結婚を迫られています~
月日は過ぎて八月になった。
うだるような暑さが続き、今日も最高気温は四十度近い、と先ほどすれ違った同期の男性が挨拶代わりに話していた。
聞くだけで汗が噴き出しそうな気温に、由真ちゃんと私は外出を早々に諦めて食堂に向かう。
【今日の午後三時過ぎ、そちらに向かう】
突然、なんの前触れもなくスマートフォンにメッセージが届いた。
差出人は板谷社長。
驚きすぎて二度見してしまった。
スマートフォンを手に硬直している私を見て、巻き髪を緩くシュシュで束ねた由真ちゃんが声をかけてくる。
「沙和さん、どうかしました?」
「え、ああ、ううん。なんでもないの」
慌ててスマートフォンをバッグに入れて、目の前の冷麵に箸をつける。
由真ちゃんは唐揚げ定食を口にしている。
三時過ぎって……後、二時間くらいしかないじゃない! なんでそんないきなりなの?
鋭い後輩の視線をやり過ごしつつ、頭の中で午後からの外出予定はなかったか必死で思い出す。
どうにかして仕事で不在という状況を作り出したい。
私に予定があるとか考えないの? もういっそ、気づかなかったフリでもしようか……。
うだるような暑さが続き、今日も最高気温は四十度近い、と先ほどすれ違った同期の男性が挨拶代わりに話していた。
聞くだけで汗が噴き出しそうな気温に、由真ちゃんと私は外出を早々に諦めて食堂に向かう。
【今日の午後三時過ぎ、そちらに向かう】
突然、なんの前触れもなくスマートフォンにメッセージが届いた。
差出人は板谷社長。
驚きすぎて二度見してしまった。
スマートフォンを手に硬直している私を見て、巻き髪を緩くシュシュで束ねた由真ちゃんが声をかけてくる。
「沙和さん、どうかしました?」
「え、ああ、ううん。なんでもないの」
慌ててスマートフォンをバッグに入れて、目の前の冷麵に箸をつける。
由真ちゃんは唐揚げ定食を口にしている。
三時過ぎって……後、二時間くらいしかないじゃない! なんでそんないきなりなの?
鋭い後輩の視線をやり過ごしつつ、頭の中で午後からの外出予定はなかったか必死で思い出す。
どうにかして仕事で不在という状況を作り出したい。
私に予定があるとか考えないの? もういっそ、気づかなかったフリでもしようか……。