秘密の恋はアトリエで(後編) 続・二度目のキスは蜂蜜のように甘く蕩けて
「どういうこと?」
「鴨川で頭を冷やしてたとき、夏瑛の声が聞こえたんだ。『ゆきにいちゃん』って呼ぶ声が。それから脳裡にはっきりと夏瑛の顔が浮かんだ」
「わたしの……顔?」
「そう。それで無性に夏瑛に会いたくなった。
どうしても会わずにはいられない気持ちになった。そのときは不思議だったけど、今ならわかる。あのときから、おれには夏瑛が必要だったんだ」
「貴子さんじゃなくて、わたしの……顔?」
「ああ、そうだよ」
そう言ってから靭也は夏瑛を自分の方を向かせて、手を取った。
「この間も、もちろん、思いつきでプロポーズしたわけじゃない。これから先、ずっと夏瑛とふたりで生きていきたいんだ」
「鴨川で頭を冷やしてたとき、夏瑛の声が聞こえたんだ。『ゆきにいちゃん』って呼ぶ声が。それから脳裡にはっきりと夏瑛の顔が浮かんだ」
「わたしの……顔?」
「そう。それで無性に夏瑛に会いたくなった。
どうしても会わずにはいられない気持ちになった。そのときは不思議だったけど、今ならわかる。あのときから、おれには夏瑛が必要だったんだ」
「貴子さんじゃなくて、わたしの……顔?」
「ああ、そうだよ」
そう言ってから靭也は夏瑛を自分の方を向かせて、手を取った。
「この間も、もちろん、思いつきでプロポーズしたわけじゃない。これから先、ずっと夏瑛とふたりで生きていきたいんだ」