秘密の恋はアトリエで(後編) 続・二度目のキスは蜂蜜のように甘く蕩けて
よく人は「今までの人生のなかで一番幸せ」というセリフを吐く。
これまで夏瑛はそれを聞くと、随分おおげさな言葉だと思っていた。
でも今日はその気持ちが実感できた。こんなに幸せを感じたことはない。
これから先もないかもしれない。そのぐらい嬉しかった。
夏瑛は靭也の首にしがみつき、返事の代わりに、「嬉しすぎてこのまま死んじゃうかも」とつぶやいた。
死なれたら困る、靭也は微笑みながら、夏瑛の手に愛おしそうに唇を寄せた。
「夏瑛……」
夏瑛はその手で靭也の頬に触れ、そっと目を閉じた。
唇が重なる。
もう数えきれないほど重ねた唇。
でも、今日はそのどれとも違った。
夏瑛は溺れた。
直に夏瑛の心に触れる、その柔らかな感触に……
(後編 了)
*お読みいただきありがとうございました(^▽^)
これまで夏瑛はそれを聞くと、随分おおげさな言葉だと思っていた。
でも今日はその気持ちが実感できた。こんなに幸せを感じたことはない。
これから先もないかもしれない。そのぐらい嬉しかった。
夏瑛は靭也の首にしがみつき、返事の代わりに、「嬉しすぎてこのまま死んじゃうかも」とつぶやいた。
死なれたら困る、靭也は微笑みながら、夏瑛の手に愛おしそうに唇を寄せた。
「夏瑛……」
夏瑛はその手で靭也の頬に触れ、そっと目を閉じた。
唇が重なる。
もう数えきれないほど重ねた唇。
でも、今日はそのどれとも違った。
夏瑛は溺れた。
直に夏瑛の心に触れる、その柔らかな感触に……
(後編 了)
*お読みいただきありがとうございました(^▽^)


