神からの試練

宏太「事務所に用があって行ったら、すみれと同じくらいの歳の女の子が社長と仲良く話してたって......」
亮平「まぁ、でも決めつけはねっ!良くないし!ほら、とりあえずさっ、行こうよ」

正直、ここで新メンバーとなればきつい事は俺らにはわかる。
まだ、他のメンバーには言えない。
2人で黙ってることにした。
まぁ、あと数時間で分かってしまうことだけど…。

すみれ「亮平~、遅かったね」
亮平「あぁ、ちょっとな!」

俺、今笑えてるのか…。
他のメンバーにも気づかれてないか…。

すみれ「ねね、黒のトレーナーどー?」
亮平「......」
すみれ「亮平…?」
亮平「えっ、あっ、ごめんっ」
大輝「すっげーー似合ってるよ!かーーわいっ♡」
すみれ「えへへっ笑。ありがと♡」

大ちゃん、サンキュ。

それから、雑誌の撮影をして、取材を受けて。
そんなことしてると、まぁ、気も紛れるわけで、いつも通りの俺に戻ってた。
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