神からの試練

あんなこと言えない。いや、もちろん。
社長は知ってるはず。それでも、私の口からなんて言えない。
ずっと黙って下を向いてたら、ドンっと大きな音がした。
その後に聞こえたのは、大好きなみんなの声。

亮平「おい!すみれ、いるんだろ!?話そ?俺らと」
宏太「すみれ、1回話そう?」

社長は、私の方を見てくる。
でも、私はもう、みんなを守るって決めたから。
Blue Berryを守るって。

すみれ「会いません…。私は、彼らを、Blue Berryを守りたいんです…泣」
社長「……。わかった」

社長が、他のメンバーのところへ話しに行った。

すみれ「……ヒクッ......泣。ウウッ......泣」

こんなに大好きなのに。
あんなに楽しかったのに。
今、聞こえる声は壁の向こう。
こうやって、たくさんの壁がこれから、できてきちゃうんだろうな…。
神様、どうして?なんで?
こんなに辛い思いばかりしなきゃいけないんですか…?

神様は、不公平だ。
< 47 / 65 >

この作品をシェア

pagetop