神からの試練

矢花 Side

社長に呼ばれて、全員で部屋の中に入る。
僕の嫌な予感は当たる、いや、今回はみんなもそう思っていたのかな。
すみれより背が高く、髪もクルクルに巻いてるロング、可愛らしいワンピースを着た女の子が立っていた。

社長「君たち、うまくやってるかい?」
宏太「はい…。やっと、落ち着いてきました」
社長「そうか。何よりだな。やっぱりすみれを入れて正解だったね」
すみれ「…いえ、私は何も…」

なぜだか、さっきまで俺らを気にかけて笑ってたすみれから笑顔が消えた。
誰とも目を合わせず、俯いたまま。
隣にいるすみれにこそっと話しかける。

零「…どーしたの?」
すみれ「えっ。いや、なんでも......」

僕とも目を合わせてくれない。
思い当たることは特にない。
怒られたわけでもなく、誰かと喧嘩したわけでも。
考えられるのは、新メンバー加入への不安。

社長「まぁ、君たちももう察していると思うけど、この子をBlue Berryのメンバーに入れることにする」
宏太「いや、あの、でも......」
社長「ほら、挨拶しなさい」
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