呪われた旅館

照「よし、もう1回探しに行くぞ」
翔太「今度はもう少し大人数の方がいいと思う」
零「誰が行く?」

改めてみんなのことを順番に見ていく中で、海斗の違和感に気づいた。

すみれ「海斗、大丈夫?」

明らかに顔色が悪い海斗。
思えば、海斗はさっきから一言も喋っていない。

亮平「おい海斗、どうした?」
海斗「……なんか、さっきから頭痛くて」
翔太「ちょっと休んだ方がいいよ」
海斗「うん......ごめんね、みんなで岩本くん探しに行こうって時に」

畳の上にうずくまってもなお、みんなのことを気にかけてくれている海斗。

大輝「気にすんな」
慧「岩本のことは俺らで探してくるから」
照「ここは二手に分かれよう。誰か、海斗の様子見ててやって」
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