しあわせ食堂の異世界ご飯6
無事に門番に差し入れを渡し終え、アリアは少しだけ王城の庭園を散歩することにした。今日は一日料理をしていたので、軽い運動代わりみたいなものだ。
シャルルも一緒にくるように言ったのだけれど、もう少し部屋を整理したいからと言われてしまい、アリアひとりだけ。
「もうすっかり日も落ちちゃったわね」
オレンジ色の空はとっくになく、夜の色が空に広がっている。
そもそも日が沈むのが早くなってしまったので、アリアたちが王城にきたときにはほとんど夕焼けが見えなかったくらいだ。
庭園に吹く風は冷たいけれど、等間隔に置かれている魔法具の明かりはどこか温かいように思える。
ただ残念なことは、もう夜なので花が蕾を閉じてしまったことだろうか。足を運んだというのに、綺麗な色を愛でることができない。
けれど、せっかくだから噴水でも見ようかとアリアは庭園を歩いていく。近くにベンチが置かれていて、休憩して戻ってくるにはちょうどいい距離だ。
ああでも、噴水横のベンチで休んだら体が冷えてしまうかもしれない。
シャルルも一緒にくるように言ったのだけれど、もう少し部屋を整理したいからと言われてしまい、アリアひとりだけ。
「もうすっかり日も落ちちゃったわね」
オレンジ色の空はとっくになく、夜の色が空に広がっている。
そもそも日が沈むのが早くなってしまったので、アリアたちが王城にきたときにはほとんど夕焼けが見えなかったくらいだ。
庭園に吹く風は冷たいけれど、等間隔に置かれている魔法具の明かりはどこか温かいように思える。
ただ残念なことは、もう夜なので花が蕾を閉じてしまったことだろうか。足を運んだというのに、綺麗な色を愛でることができない。
けれど、せっかくだから噴水でも見ようかとアリアは庭園を歩いていく。近くにベンチが置かれていて、休憩して戻ってくるにはちょうどいい距離だ。
ああでも、噴水横のベンチで休んだら体が冷えてしまうかもしれない。