ラヴシークレットルーム Ⅱ お医者さんの彼との未来
えっ?
今、私、“頂い” までしか言ってないよ
というコトは
・・・“ちゃいます” って言ったの
お兄ちゃん?!
ガバッ!
いきなり右肩をベッドに押しつけられた私。
その勢いで、布団まで軽く捲れてしまって、私と彼の上半身は布団から出てしまう。
しかも、
彼は時々チラリと見せる少年のような屈託のない笑みやイタズラっぽい笑みなんか一切浮かべておらず
さっきまでのイジワルな笑みまでも消えていて
一点の曇りも見えない、真っ直ぐな吸い込まれそうな瞳で
私を上から見下ろして、そしておもむろに口を開いた。
「さっきみたいにもうイヤとは言わせない。」
『えっ?!』
「俺についてこれる?」
チュッ
今の、首筋に・・・
うわ~
やっぱりイジワルだよ、こういう時の彼って
あまりにも
その声が
その吐息が
・・・・・心地よすぎて
返事ができないどころか
また昨日みたいに
キスだけで意識が吹っ飛びそう
「伶菜、今度こそ・・・ついて来いな。」