ラヴシークレットルーム Ⅱ お医者さんの彼との未来



でも、ちょっと待てよ?
もう1回、聞かせてっていうコトは

ん?

私が言ったさっきの恥ずかしい言葉を
もう1回、聞きたいってコトだから

あま~いコトをしようってコト?

もし、そうだったら
ワタシ、本当に恥ずかしいけれど
も、もう、1回・・・
言って、みようかな

だってワタシ
彼の温かさをもっともっと深く知りたいから


『・・・い、い』


あ~やっぱり出ないよ
こんな時に限って、全然いらない“理性”ってヤツに襲われちゃって・・・


「い?」

なのにズルイ
聞き返すようなマネして

『・・・・・・・・』

「伶菜・・・続きは?」

ズルイ、どうしても言わせるつもり?

初めて出逢った時は
あまりにも口数が少なくて
あんなにクールに見えたのに

かと思えば
話してみると穏やかな空気を漂わせたり

かと思えば
心配性な一面も覗かせたり

・・・かと思えば
今みたいにイジワルな一面も覗かせたり

ズルイよ・・・
そういうギャップをワザとなんかじゃなく自然に見せ付けちゃって


彼のそういうところを知っていく度に
ワタシ
自分でも歯止めが効かないぐらい
彼のコト、本気でスキになっていってる

そんな心地いい声で
伶菜・・なんて耳元で囁かれたら
突然ワタシを襲ったイラナイ理性まで

『頂い』

潔く吹っ飛びそう・・で

「ちゃいます。」




チュッ!


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