ラヴシークレットルーム Ⅱ お医者さんの彼との未来
結果、案の定、レーズンバターサンドに1本釣りされた伶菜に
形勢逆転・・・・
「ありがとう!いただ・・・あれ?」
『やっぱり入院中はあんまり動かないから、いらないよな?そういえば伶菜は、ゴハンの量を減らしていたぐらい真剣にダイエットしていたしな』
『そんなぁ、レーズンバターサンドクッキーいい、いい、食べた・・・あむっ?』
意地悪心をくすぐられた俺は
いつもの・・・お預け状態のち不意打ちパクリ
びっくりしながらも幸せそうにもぐもぐと食べる伶菜が見たくて
ついやってしまう
こうやって伶菜お決まりの反応を見ることができた俺は
『なんかあったか?リハビリで・・・』
ようやく気になっていた本題に踏み込んだ。
一瞬、困ったような顔をした伶菜だったが、すぐに大丈夫だと笑顔を見せる。
正直、心配
伶菜はなかなか弱音を吐かない傾向があるから
怪我して手術を受けて体はしんどい
リハビリという新しく取り組まなくてはならないことが始まった
院内保育士に預かってもらっているとはいえ
いつも過ごしている環境ではない院内でまだ幼い祐希のことを気にかけなくてはならない
そんな状況でストレスマグニチュードが上がらないわけがない
『そっか、それならいいけど・・・・もしなんかあったらちゃんと俺に言え、、な。俺にできることならやってあげたい、そう思ってるから。』
でも大丈夫だと言った伶菜に、それでも俺が心配していることをいちいち気にさせたくなくて、もうそう言ってやることしかできなかった。