ラヴシークレットルーム Ⅱ お医者さんの彼との未来



ナオフミさんを
信じてあげられなかったワタシ


一生大切にすると言ってくれていたナオフミさんを
信じてあげられなかったワタシ



そんなワタシ

ホントに、本当に
サイテーだ


ワタシ、やっぱりもう

ナオフミさんの人生のパートナーとして
彼の隣にいるべき人間じゃない



だからワタシ
ナオフミさんから離れるために・・・彼に

今まであったコトを全て
ちゃんと話して
ちゃんと謝って
ちゃんと彼から離れて

そして
もう誰にもよりかかることをしないで
自分の足で前へ進もうとしていることを
ちゃんと伝えよう


せめてもうこれ以上
彼に余計な心配かけないためにも・・・



バサッ!!!!!



『ナオフミさんごめんなさい、私、ナオフミさんに大切にされるような資格なんてない・・から・・・屋上で美咲さんを抱きしめたナオフミさんを見て、“もしかして本当は美咲さんのコトが好きなのかな?”ってそう思っちゃって・・・私、ナオフミさんを信じてあげられなかった・・・・・』



『しかも私、森村先生に』




私は唇をブルブルと震わせながらナオフミさんに語りかけ始めた。

ナオフミさんによって引っ張られていた右腕を
自ら振り払って
自ら彼の手を離してしまってから




でも





ガシッ!!!!





今まであった事実を話してる途中にも関わらず
かなり強い力で再び掴まれてしまった私の右腕。



腕、掴まないで

ワタシ・・・・
アナタを信じてあげられなかったんだよ?


だからもう

アナタの傍にいる資格なんて
もうこれっぽっちもないんだよ






「もうそれ以上言うな。俺が足りなかったんだ・・・お前に大切な言葉をちゃんと言ってやってなかったから・・・言わなきゃいけないコトをちゃんとな。」




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