ラヴシークレットルーム Ⅱ お医者さんの彼との未来



「うん?」



ナオフミさんは私を抱きしめながら
私の頭の上に軽く顎を載せた。




『私、これからは、ひとりの大人として、ちゃんとする。』



「ん。」



『祐希を育てながら、勉強もして自分の進みたい道を必ず歩む。』



「ん。」



『だから、心配しなくていいから。』






「・・ん。」






彼の小さく頷く声が
彼の顎を介して私の頭にまで響いた。









『でも、ナオフミさんは、デスクの上で居眠りなんかしないで、ちゃんとベッドの上で休んでよ。』


「・・・ん」




『・・・私達が居ないからって、ゴハン作るの、手を抜いちゃダメだよ。』





「・・・ん」







『・・・・出勤前にお風呂場の窓、、閉めるの忘れないで。』










「・・・ん」








『・・・・・・・冷蔵庫の製氷機の水、毎日ちゃんと入れてね。』










「・・・・・ん」











『・・・・・・・・・・あとね、甘いモノ、買いすぎちゃ、、、ダメだよ。』












「・・・・・・・・ん。そうだな。」












『・・・・・・・あと、、、、、、あとは、、、、。』











グイッ!!!!





『まだ、まだ、最後まで言って、ないよお・・・』





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