ラヴシークレットルーム Ⅱ お医者さんの彼との未来






『でも、それが俺だけの願いだけなら・・・これはかえって迷惑だよな・・・』



伶菜の想いを先読みするのはこれが最後

彼女が立ち止まって考えて
自分の意思を示すのも
今が最後

ラストチャンス


伶菜
俺から逃げるなら今だ

でも、

今、逃げないのであれば
もう覚悟しろ


俺はもうお前の手を離さない



「このままがいい」



今、お前をつかまえようとするための結婚指輪
それを外してやるために俺はそれを摘んでいるのに
お前がその手の動きを制止したのならば


俺がお前を逃がしてやるラストチャンス

それをお前が自ら手放した

そう捉えていいんだな?




「このままでいて、いいですか?」



それがお前の意思


『お前がいいなら・・・・』


俺がずっと知りたがっていたそれ



「今も、これからも・・・このままが・・・いいです・・・やっぱりアナタが・・・ナオフミさんのコトが、スキ・・・だから」



伶菜の隣にいるのは俺ではない他人のほうがいいんじゃないだろうか?という空想のせいで俺は足踏み状態だった
でも、もうそんなことをしていなくてもいいだろう


俺は伶菜のことがスキで

伶菜は俺のことがスキということが

ちゃんとわかったから


”公”の伶菜も

”私”の伶菜も


ちゃんと全部俺がもらう





「心理士よりも・・やっぱりナオフミさんのお嫁さんになりたい!!!!!!・・・です・・・・」



ん?

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